パイロットになりたい人にとって、また、パイロットにとっても絶対に避けて通れない「メディカル」
勉強が出来ようが、メディカルが通らなければ、パイロットになることすらできません。パイロットとして飛んでいても、メディカルに引っかかったら終わりです。
専門家ではないので、何もアドバイスはできませんが、EASAのパイロットライセンスを取得することを考えている方向けに、どのようなチェック項目があるのか書き出してみようと思います。
日本やアメリカ、ほかの国でも、同じようなチェックが行われているので、どのようなチェック項目があるのか確認してみてください。
【海外でパイロット】EASAメディカルのチェック項目

EASAが出している情報なので、EASA加盟国でパイロットライセンスを取得することを考えている方全員に基本的には当てはまるチェック項目です。
国によって大きく異なることはないと思われます。
- Cardiovascular System (循環器)
- Respiratory System (呼吸器)
- Digestive System (消化器)
- Metabolic and endocrine Systems (代謝及び内分泌系)
- Heamatology (血液)
- Genitourinary System (泌尿生殖器)
- Infectious Disease (感染症)
- Obstetrics and Gynaecology (産婦人)
- Musculoskeletal System (運動器)
- Mental Health (精神面)
- Neurology (神経)
- Visual System (視覚)
- Colour vision (色覚)
- Otorhinolaryngology (耳鼻咽喉)
- Dermatology (皮膚)
- Oncology (腫瘍)
【海外でパイロット】EASAのメディカルは何をチェックする? まとめ

メディカルチェックを受けている身としては、1時間程度で色々なことを毎回しています。
項目によっては数年に1回やるものも。
尿検査から始まり、血圧チェック、肺活量を測ったり、心電図計測をしたり、視力検査をしながら色覚チェック、目を瞑って足踏みしたり、片足立ちしたり、目を瞑ったまま鼻を触ったり、問診したり、血液抜かれたり、防音室で音が鳴ったらボタン押したり。
メディカルチェックは、基本的に自分ではどうにもできない項目が多いように思います。対策をとれるわけでもないと思っています。毎日の積み重ね以外、どうしようもないかと。
出来ることとしては、適度な運動をしたり、太りすぎないように食事を気を付けたりすることぐらいではないでしょうか。
視力は眼科で定期的にチェックをしたりするのもいいですね。僕は段々目が悪くなってきたように感じているので、眼科でのチェックを行っています。
専門家ではないので、「○○をして対策を取りましょう‼」ということは言えません。
国によっては、一番最初の航空身体検査は特定の施設で行うことが義務付けられているところもあります。その後は、航空身体検査専門資格を保有しているところで行われたり。
気になる点があったら、専門医に行ってみたり、メディカルチェックを行っているお医者さんを探して検査してもらうのもいいかもしれません。
まずは、規則正しい、健康的な生活を心がけてください‼
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