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【海外でパイロット】パイロットになるために留学などは必要ですか?

study abroad 質問に答えます
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よく質問される「留学をしたほうがいいかどうか」

この質問に明確に答えるのはとても難しいなぁ、と思います。

僕の考えとしては、パイロットになるためには留学は別に必要あるわけではありません

但し、留学することによって得られるものはたくさんあると考えています。

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英語環境に身を置くことによって勉強が捗る

僕のように、机の上での勉強は全然ダメで、実際に英語環境に身を置くことによって英語の勉強が進む人にとっては、留学はしたほうがいいと思います。

中学校から僕の時代は英語授業が始まりましたが、1年生後半で挫折。全然訳が分からない状態になりました。どこが分からない、どこで躓いたのか、など、自分自身で説明できない状態でした。

先生に助けを求めましたが、ほったらかしにされてしまい、その後はやる気すら起きず、中学の英語は終わりました。

とは言え、外国語に興味がなくなったわけではなく、ずっと「英語喋れるようになりたいなぁ」というのは思っていました。

ただ、どうしても環境が変わらないと僕はダメだったようです。

留学をさせてもらえることとなり、実際にカナダに留学をしてからは、1から英語を学びました。

基礎の基礎「be動詞」から。

勉強しないと上のクラスには行けませんし、当然単位も貰えません。そうなってくると、以前から思っていた「英語喋れるようになりたい」ということも加わって、少しずつですが上達。そして文法をある程度理解できるようになっていきました。

実践派の人にとっては、留学をすることによって英語の上達が見込めるかと思います。

留学しなくても英語は喋れるようになる人もいる

英語は、机の上でシッカリと勉強ができ、英会話ができるようになる人もいます。そのような人にとっては「英語の勉強のため」の留学は、そこまで必要ないように思います。

学校でも長年教えてもらえますし、英会話教室も多数あったり、今ではオンラインで授業をすることもできる環境があるので、英語環境に身を置かなくても大丈夫な人にとっては、わざわざ留学をする必要はないのかもしれません。

僕の中での考えですが、留学しなくても大丈夫な人も実際に多数いますし、実践でも何の問題もない人も多数いると思います。ただ、先生が話している英語は、生徒向けの英語であり、実際の会話の流れとは、また違うものなのかなぁ、と思うこともあります。

パイロットになるために留学は必要?

特に「必要」というわけではないと思います。

授業や塾の範囲でシッカリと英語を学ぶこと経出来る方にとっては、「英語を勉強する」という項目に関しては、留学の必要性はあまり感じないかと思われます。

とは言え、日本でも会社によっては外国人を採用している会社もありますね。そのようなときのためにもある程度、英会話ができるようになっていたりするといいかもしれません。

僕自身は、留学をしたことによって英会話ができるようになり、パイロットの道を真剣に考える機会がありました。それ以前は、漠然と「パイロットはよさそうだなぁ」とは思っていましたが、そこまで真剣に考えてはいませんでした。

留学をしたことによって、僕の場合はパイロットの道が開けたのではないかと考えています。

そもそも、「留学とは一体なんだ?」というところを考えるほうがいいかもしれません。

なんのために留学をする?

外国で働いていると、結構日本のことを聞かれることがあります。

語学学校での授業中も、よく「日本ではどのようになっているの?」と聞かれたり、テーマを決めて発表などをしたりするときには、日本の文化を紹介することが多いと思います。

語学学校では、色々な国や地域から人が集まっているので、このような文化をテーマとした発表がよくあります。お題が被らないから、先生としても便利なのかなぁ、と思いますし、このようなことを発表することによって日本を改めて客観的に見る機会にもなりますし、外国のことを知る機会にもなります。

そのようなときに思ったことは「日本に住んでいても、日本のことはあまり知らない」ということでした。

日本のことを客観的に見ることによって、色々と新たな発見があったりしました。

上記したように、外国で働き始めると、よく「日本のこと」を聞かれます。

「知らない」と答えると結構ガッカリされます。

日本にいた時の日本の知識よりも、日本を出たことによって知る日本の知識、は結構使っています。

コックピット内でのコミュニケーションも結構大事で、日本のことに興味がある同僚だと、色々と聞かれたりするので、常に答えられるように色々と知らない日本のことを調べて、知っておくことも必要になったりします。

「パイロット」という職業に就きたいために「留学」をする必要はあまりないと思いますが、留学をすることによって世界は広がるので、職業にこだわった上での留学ではなく、英会話を含め「文化を学ぶ」「自分の世界を広める」「今までとは全く違った環境に身を置いてみる」「日本を見つめ直す」「外国というものを人を通して知る」というような「経験」のための留学は、可能であるのならばお勧めします。

語学学校には日本人もいると思いますが、韓国人・台湾人・中国人・タイ人・インドネシア人・インド人・ロシア人・フランス人・ドイツ人・スペイン人などなど、色々な国の人と話をしたり、遊んだりする機会があると思います。

同じ日本人でも、出身地が違うと食文化や伝統的な文化が違う場合もあり、僕自身は色々と勉強になったのを覚えています。留学をするまでは、観光などで他県に訪れることはあっても、深く知ることはありませんでした。国が違えば、尚更ですね。

自分の中では「標準」だと思っていたことが、同じ日本人なのに「全く知らない」と言われてびっくりした経験が何度かあります。

日本では「当たり前」だと思っていたことが、外国では全く違うように捉えられたりもします。これらの「経験」はパイロットという職業だけではなく、人生の経験として役立つことでしょう。

そのような経験をすることによって、今までよりも世界を広く見つめることができると思います。

留学をすることによって、「絶対に日本に戻りたい」と思う人も出てくると思います。実際に僕自身も「絶対に自国に帰る」という人たちを見てきました。やはり、実際に経験してみないと分からない部分もありますよね。

外国で生活をしたことによって、今まで憧れていた「外国生活」がキラキラしたものではなく、ドンヨリしたものになってしまった人もいましたし、単純に「いろいろと合わない」という人もいました。

逆に「客観的に自国を見つめ直したことによって、自国で何かをやりたい!」というような思いになった人もいました。

僕のように「外国でも問題ないかな」という人にとっては、そこから外国での就職のために必要な情報収集をしたり、勉強をしたりすることができるので、まずは「経験をしてみる」というのが大事なのではないかと考えます。

パイロットになるために留学などは必要ですか? まとめ

「パイロットになりたい」という理由での「留学」よりも、「留学をすることによって得られるであろう経験は何か」というような考えで検討してみてはどうでしょうか。

学校の授業で英会話が問題なくできる人だとしても、英語の先生が話してくれる「学生向けの英語」である可能性が高いと思います。

そうなってくると、実際に英語環境に身を置いたときにパニックになる可能性も考えられます。なぜなら、他の人たちは、あなたの英語力を知らないですし、全員が全員、同じような言い回しをしたり、同じような単語を使用したりしてきません。英語は人それぞれです。アクセントも同じく人それぞれ。

そのような環境を「経験」するための留学は、とても有意義なものになるのではないかと思います。

僕のように「実際に環境を変えることによって勉強が進む」という人にとっては、まずは英語環境に行ってみてから、英語の勉強をするのもいいと思います。

漠然と「パイロットになりたいから留学は必要だ!」というような考えではなく、上記したように「留学をすることによって何を自分は得られるのだろうか」ということを考えてから、実際に留学をしたほうがいいのかどうか、などを考えてみてください。

留学をする機会があれば、僕は留学をおススメします!ご自身の知見を広めることは、今後のためにもいいかと思います。

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