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【海外でパイロット】パイロットとして働くための就職活動

how-to-find-pilot-job 質問に答えます
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パイロットとして働く日を夢見ている方フライトスクールで現在パイロットライセンス取得に向けて毎日必死に勉強している方などから聞かれる質問「パイロットの仕事はどのようにして見つけるのですか?」「就職活動はどのようにするのですか?」

最終目標である「パイロットとして働く」というところに辿り着くためには「就職活動」は必ずしないといけない道ですよね。

僕も当然ですが「就職活動」はしています。そして長い道のりでした。

僕の経験をもとに作成しています。どのように会社を見つけたりしていたのか、就職試験の内容もお教えします‼

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【海外でパイロット】パイロットの就職活動は訓練生の時から始まる

訓練生の時から応募する会社を調べたりしていました

勉強だけでは疲れてくるので、休憩時間に会社探しをしていました。

エアラインは結構簡単に見つかるのですが、難しいのはそれ以外の会社。

その会社の名前を知らない限り、見つけるのは難しいですよね。

ネットの力を使って、色々なビジネスジェットを運航する会社や、プライベートジェット機の管理会社など、どんな小さな会社でもいいので、調べては「お気に入り」にどんどん追加

使用している機種などは気にせずに、会社を見つけたら、まずは保存。

そのようにして、とにかく応募できるかもしれない会社を探しながら、勉強を同時にやっていました。

パイロットライセンス取得後は、パイロットとして働くことができますが、応募しない限り仕事を獲得することは不可能です。

応募する数は多いほうがいいと思い、時間の許す限り調べていました。

【海外でパイロット】フライトスクールは助けてくれない

フライトスクールによっては「就職斡旋」や「就職先の紹介」を謳っているところもありますが、あまり信用できないように思います。

フライトスクールは、あくまでも「学校」です。フライトスクールにより、いくつかの会社との「コネ」が存在するかもしれませんが、確実に就職できるわけではありません。

「就職先紹介しますよ」と言っていても、最終的に「航空会社側が却下した」と言われてしまえば、それまでです

あまりフライトスクールの言う「コネ」関係の宣伝文句は信用しすぎないほうがいいのではないかと思います。

パイロットとして仕事したいと思っている、現在フライトスクールを探している人からすると、そのような宣伝文句はとても魅力的だとは思います。僕も最初は、そのような宣伝文句に惹かれていました。そこに「賭ける」のも反対はしませんが、そこ重視でフライトスクールを選択してほしくないと、個人的には思っています。

フライトスクールでは、別料金で履歴書の書き方を教えてくれたり、面接対策をしてくれたり、シムの練習が出来たりしますが、すべて「別料金」なので、それ相応の額が必要になってきます。

僕自身は、「パイロット面接用の本」を購入し、簡単な質問事項から、テクニカルな質問までを網羅したものを何度も読んでいました。

ATPL筆記試験対策の予想問題集も未だにやったりしています。問題数が沢山ありますし、基礎的なことも復習できるので、やり続けるのがいいように思います。

就職試験では、会社によってはATPLの問題から筆記試験を出されるので、少しずつでもやっておくと、試験に呼ばれてから焦ってやり始めるよりもいいですよね。

どのような対策をするのが一番かは言えません。人それぞれのやり方がありますよね。

僕はあまりフライトスクールでの対策に、アドバンテージを見出せなかったので受けませんでしたが、フライトスクールでオファーされている対策が「自分に合っている」と判断した場合には、受けてみるのもいいと思います。

【海外でパイロット】ライバルは経験者も含まれる

パイロットの就職活動に「新卒」も「既卒」もありません

就職活動で席を争うのは、あなたと同じくフライトスクールでパイロットライセンスを取得したばかりの人たちのみに留まらず、パイロットライセンス保持者で仕事を探しているパイロット全員です。

1つの席に100人近くが応募することは「よくあること」です。

航空業界は、経済状況により変化が大きいです。エアラインの倒産や、元々あったエアラインが別な国や地域に移動することもあり、そのようなときに、従業員を全員移動させるわけではないですし、個人の事情などで引っ越しをためらう人も出てきます。

そのような、既にパイロットとしての経験がある人たちとも、パイロットの席を争わないといけないことが多々ある、ということも考えておきましょう。

だからと言って、フライトスクールを終えた人が常に排除されるわけでもありません。

「既にパイロットとして働いていた人たちは、飛行時間も数千時間あり、タイプレーティングも持っていて絶対に負ける」と思っていましたが、実際は「会社の求めている人材によりけり」です。

既にパイロットとして働いている人たちは、それなりの額を提示してきます。また、タイプレーティングを持っているからと言って、その機種を運航している会社でなければ、あまり有利に働かなかったりします。

そのため、ライバルではありますが、常に彼らが有利であるとも言えない場合もあります。

また、あなたが会社側に「低い給料を提示」したからと言って、それがアドバンテージになるわけでもないのが難しいところです。

あまり低い給料を提示された場合、雇う側は金銭面では助かるかもしれませんが、数ヶ月後には給料のいいところへ移動するのではないか?という疑念も出てきます。また、会社側の指示に従わないのではないか?というようなことも考えたりします。そのような人材を会社側が育てようと思わない場合には、いくら給料の提示額がほかの人より低くても、採用されないことも当たり前にあります。

給料が既に決まっているような大きな会社もありますが、小さい会社では個人の交渉次第の部分があります。

「いい塩梅」での給料提示のほうが、「低い給料を提示」される人よりも、採用されたりします。

「いい塩梅って何?」という感じですが、ご自身で調べてください。提示する給料は住んでいる国や地域、個人により色々とラインがあると思うので、ご自身で決めてください。

【海外でパイロット】書類審査を通るためにすること

以前働いていた会社で採用に関わった時には、条件として「ドイツ語ができること」というのがありましたが、それでも1つの席に3桁の応募がありました。

その中で、選ばれるのはとても大変なことです。応募している側としては、他の候補者との差を生み出したいと考えます。

一番はじめに読まれるであろう「モチベーションレター」などと言ったり「カバーレター」と言われるものは、シッカリと書きましょう

ネットで調べると色々とサンプルが出ていますが、決まりきったようなものだと「あぁ同じか」と思われたりもするので、個人の工夫が少しあるといいのではないかと思っています。

カバーレターを読んだ後に、ほかの部分を読むかどうか決める人もいるかと思うので、興味を持ってもらい、履歴書を一通り読んでもらえるようなものを作りましょう。

僕は、カバーレターでは、日本語ができることや、外国語ができること、外国に住んでいて国際感覚があることなどをアピールしていました。

フライトスクールを終えたばかりの時には、パイロットとしての経験はゼロなので、パイロットとして働いてきた経験が書けない、というマイナス要素がありますが、それを上回れるようなアピールポイントを書くことによって、次のページまで進んでもらえるようにしていました。

「外国人である」というだけで異端な存在なので、興味を持ってくれる会社もあったりします。

【海外でパイロット】面接では落ち着いて聞かれたことを答える

当然と言えば当然ですが、慣れていないと、質問されたところから離れていったりしてしまいます。

パイロットの面接まで、僕自身は色々な企業の面接を受けたり、働いてもいました。そのため、面接自体には慣れていたと思います。

大抵聞かれる質問は同じようなものですからね。

  • 自己紹介をしてください(現在から過去に遡るような形で話す)
  • あなたはなぜこの会社に入りたいのか
  • この会社にあなたが入ることによって、会社のメリットは何か
  • あなたの長所と短所
  • あなたはなぜこの国にいるのか
  • あなたは数年後、自国へ帰るのか
  • 5年後や10年後、自分が何をしているのか

これらの質問は、どの企業でもよく聞かれる質問です。

技術面以外は、どのような企業でも同じような流れなので、それまでに面接だけでも慣れておくといいように思います。

技術的なことについては、今までを振り返ると、答えに困るような質問はありませんでした。PPLで聞かれるような内容が多いように思います。

  • V1とは
  • V2とは
  • Vxとは
  • Vyとは
  • 状況がこのようになったら、あなたはどうするのか

といったよな質問が口頭面接ではありました。

ビジネスジェット会社の面接では、技術的なものは全く質問をしない会社もありました。このような会社では、「人物」にフォーカスをしているように思います。

小さな会社では、技術面よりも、人柄だったり、小さいチームにフィットする人材のほうが大事だと思うので、パイロットライセンスを持っているのであれば、技術云々よりも人柄重視だったりします。

質問されたことにストレートに答え、無駄に話を逸らしたり、膨らましたりしないようにしたほうがいいように思います。

焦ると、聞かれてもいないことを話し始めたり、話している途中で話題がずれたりするので、シンプルに回答を心がけるといいのではないかと、僕は思っていますし、実践しています。

【海外でパイロット】筆記試験と心理テストと英語テスト

会社によっては、筆記試験を行うところや、心理テストを行うところがあります。

筆記試験

筆記試験は、ATPL筆記試験予想問題集から問題を数十個ランダムにピックアップして出されることがほとんどです。そのためにも、ATPL教科の試験を終えてからも、ATPL筆記試験予想問題集をやっておくといいでしょう。

ATPL筆記試験予想問題集とは離れたところからの問題もあることがあります。例えば、降下開始地点の求め方だったり、降下開始地点から、目的地点に「○○高度になるようにするための降下率を求めよ」というような問題だったり。ATPLの座学を終えていれば、このような問題は必ずどこかでやると思うので、座学での授業を大事にしておきましょう。また、働き始めたら、よく使うものでもあるので、ATPL筆記試験予想問題集よりも、実践で必要なものを問題にしている会社もあります。

心理テスト

心理テストは、思うままに選択をしていけばいいと思います。対策をしてくれるような専門的なスクールも存在しますが、自分の考えとはかけ離れたような回答をすると、面接の時に答えに困ることがあったり、辻褄が合わなくなったいるすることもあるので、気を付けましょう。

英語テスト

英語のテストをやるところもありますね。普段使用する英語とは、違った単語を使用していたり、言い回しを使用していたり、類似語を選ぶ問題だったり、ことわざなども問題で出たこともあります。

「普段英語を話せるし大丈夫」と思っていても、やはりネイティブとは差があります。特に普段は使わないような言い回しや諺などは、勉強しない限り出てきませんし、理解できない場合が多く、類似語も、「片方は分かるけれども、類似語は知らない」というようなこともあるので、勉強をしておいたほうがいいかと思います。

【海外でパイロット】シミュレーター試験は基礎的なことをやる

会社によってはシミュレーター試験もあります。

フライトスクールで、就職試験に向けた練習もできたりします。シミュレーターをエンタメとして提供しているような企業でも練習をすることができたりします。

僕の経験した試験は、大抵の場合、基礎的なフライトでした。

1人で飛ばす場合もあり、2人乗務を想定した場合もあり。

エンジンスタートやタクシーはやらずに、今のところ100%滑走路スタートでした。

時間は30分~1時間程度。

離陸後のルートは、シムに乗る前に説明を受け、無線などの周波数は事前に準備されていたり「別に変える必要ないよ」と言われたり。

離陸前の説明をしたり、緊急事態の対処法を説明したりするのは、普通のフライトスクールでやっていたことと同じです。

SIDを飛んでいるときに、レーダーベクターが開始されたり。

ホールディングは大抵組み込まれています。エントリーなどを含め、正確に飛べているのかを見ているのでしょうか。

その後、アプローチの準備をして、アプローチの説明をしたりするのはフライトスクールと同じですね。

大抵の場合はILSで着陸。

何度か、ゴーアラウンドも経験しました。

エンジンが停止したり、急病人が出たり、何かしらの問題が起こるようなことは、経験がありません。

オートパイロットやフライトダイレクターなど、便利に飛べせるために備わっているものは一切使用せずに、最初から最後まで手動操縦(Raw Data)です。

モーション付きのシムの時もありましたし、動かないシムで試験もありました。会社によりけりですね。

基礎的なことができれば大丈夫なのではないかと思います。

どこにフォーカスをしているのかは会社次第ですが、「どのように飛ばす」というよりも、1人での操縦の時には、焦らずに順序良く飛ばし、ミスをした場合に気づいて修正ができるのか、という点を見ていたり、2人乗務の時には、コミュニケーションが取れているのか、指示を出せているのか、指示に的確に反応しているのか、というような点を見ていたりしているように思われます。

「ミスをしないように飛ばす」必要はありません。ミスをしないに越したことはありませんが、何かしらミスをしても、シッカリと対処すれば問題ありません。

【海外でパイロット】パイロットの就職活動はお金がかかる

就職活動は、パイロットの仕事を求めている方たちだけではなく、それなりの資金が必要になりますよね。

国を跨ぐことも多々ありますし、数日泊まらないといけないこともあります。

1回の面接や試験で500€~1000€飛んでいくこともあります。飛行機で飛んで、レンタカー借りて、ホテルに泊まって…と考えると、やはりかかります。色々と手配してくれるところは、ほぼ皆無ではないかと思います。基本的には、試験会場までの行き帰りは自費です。

訓練費以外に、このようなときに使える資金を用意しておく必要があります。また、会社によっては「明日来れる?」「明後日来て」とかもあります。

フライトスクールを終えたら、生活費を稼ぐために働き始める人も多いと思いますが、ある程度融通が利かないと、チャンスを逃すことにもなります。

無理難題なのは分かっていますが、何度か面接や試験のチャンスを逃してしまったことがあるので。でも、実際問題、融通が利かないものですよね、働き始めると。すごく難しい点でしたし、ストレスが溜まった時期でした。

国によっては、就職活動に使った資金は「社会に出るためのコスト」として税務署から認められて、納税額が安くなることもあるので、チェックしておきましょう。とは言え、出費が必ず最初にあるので、準備はしておいてください。

【海外でパイロット】flyjetはどのぐらい就職活動をしたの?

フライトスクールを終えてから、2年近くかかりました。

投げ出しそうになったことも何度もありますが、諦めずに応募し続けて、やっと面接に呼ばれました。

最初のパイロットとして仕事を得るまで、面接や試験に呼ばれたのは、受かった会社を含めて4社。
そのうち2社は、仕事の都合上行けませんでした。別日をお願いしましたが却下されました。

応募した会社は150社を超えます。

フライトスクールを終えて、2ヵ月ぐらいで仕事を見つける人もいますし、完全に諦めてしまう人もいます。

2社しか実際に行っていないので、何社も受けた人よりは、そこまでお金はかかりませんでしたが、精神的にとても辛い時期もありました。

応募条件は満たしていても、面接や試験にすら呼ばれず、書類の段階で落とされるのは毎回ショックでした。

要件は満たしていても、音沙汰がないと「外国人だからダメなのか?」「自分には価値がゼロなのか?」などと色々と考えてしまいますし、ストレスでしたが、ここは耐えるしかないように思っていました。

どの要素で落とされているのかも教えてもらえないですし、反応が全くない会社がほとんどでした。

【海外でパイロット】パイロットの仕事の見つけ方 まとめ

  • 応募する会社を時間が許す限り探す
  • 見つけた会社、すべてに応募
  • 興味を持ってもらうように、カバーレターの工夫
  • ATPL筆記試験予想問題集などで常に準備
  • フライトスクールには頼りすぎない
  • ある程度の資金を用意

諦めない限りチャンスはある、と言いたいところですが、待ち続けるのも辛いです。人によっては「1年で無理だったら諦める」と決めている方もいるかもしれません。区切りをつけることのほうがいい人もいるでしょう。

お金を稼ぎながらも、勉強を続けて、面接や試験に呼ばれたら、すぐに行けるようにしないといけないのは、かなり難しい話ですが、チャンスがあれば逃さないようにしてほしいものです。

「諦めるな」「諦めなければ必ずパイロットの仕事は見つかる」とは言えません。いつまで仕事を探し続けるのかは、あなた次第。僕は「諦めない」という方向に行きましたが、音沙汰のない期間を過ごすのはツラいものです。区切りをつけて、趣味として年に何度かのフライトをする、と方向転換をする人もいます。

「諦めなければ、パイロットの仕事を見つけられる可能性は残っている」ということぐらいしか言えませんが、僕個人としては、「諦めずに応募し続けて、チャンスがあれば逃さないようにしてほしい」という言葉で締めくくりたいと思います。

コメント

  1. Dash より:

    意気消沈気味にネットの海を彷徨った末に辿り着いた者です。
    他のものも読ませて頂きましたが参考になる記事を共有していただきありがとうございます。

    コロナ禍に巻き込まれ心が折れそうにもなりましたが、私もfly jet様のように負けずに進もうという勇気を貰えました。これからも更新を楽しみにしています!

  2. flyjet flyjet より:

    訪問+コメントありがとうございます。
    細々とですが、更新を続けていこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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